2012年 07月 01日
百閒阿川宮脇のあとは? |
お風呂の友に宮脇俊三「時刻表奥の細道」、寝る前の一読は同じく「時刻表2万キロ」、通勤バッグの中には阿川弘之「南蛮阿房第2列車」、つい最近までは内田百閒「阿房列車」。 鉄道エッセイを読むならこの3氏に限る、他の追随を許さない、と思っている。
宮脇俊三は長らく文芸誌の編集に携わっていたし、阿川弘之・内田百閒は作家だから当然、という理由ではない。 作家でも文章の下手な人はゴロゴロいるし、作品が素晴らしいのにエッセイになるとからっきし、てなセンセーもいらっしゃる。
先日、たまたま阿川弘之若かりし頃のエッセイを読む機会があったけれど、これがあまり面白くない。 いや、レベル的にはかなり高いから、もしかしたら期待しすぎだったのかも知れない。 年齢が文章に熟成を与えているのだろうか。
ともあれ、この3氏は文章のうまさに加えて、道中の出来事に対する見方・考え方・行動が面白く楽しい。(実際に一緒に旅をするかと問われれば、否と答えるけれど・・(^^ゞ) ところがこの後に続く鉄道エッセイストがさっぱり出てこない。
幾人かの鉄道マニアや、旅好きな作家のそれを読んでみたが、3氏のレベルにはとうてい及ばない。 どこか、見逃している人がいるのかな、だとしたら是非巡り会いたいものだ。 何度読んでも飽きさせない、味のある文章を生み出す人はいずこ・・。
夜勤明け、雨。 車窓から隣の路線を行く車両を見ていると、それだけで気持ちいい。
宮脇俊三は長らく文芸誌の編集に携わっていたし、阿川弘之・内田百閒は作家だから当然、という理由ではない。 作家でも文章の下手な人はゴロゴロいるし、作品が素晴らしいのにエッセイになるとからっきし、てなセンセーもいらっしゃる。
先日、たまたま阿川弘之若かりし頃のエッセイを読む機会があったけれど、これがあまり面白くない。 いや、レベル的にはかなり高いから、もしかしたら期待しすぎだったのかも知れない。 年齢が文章に熟成を与えているのだろうか。
ともあれ、この3氏は文章のうまさに加えて、道中の出来事に対する見方・考え方・行動が面白く楽しい。(実際に一緒に旅をするかと問われれば、否と答えるけれど・・(^^ゞ) ところがこの後に続く鉄道エッセイストがさっぱり出てこない。
幾人かの鉄道マニアや、旅好きな作家のそれを読んでみたが、3氏のレベルにはとうてい及ばない。 どこか、見逃している人がいるのかな、だとしたら是非巡り会いたいものだ。 何度読んでも飽きさせない、味のある文章を生み出す人はいずこ・・。
夜勤明け、雨。 車窓から隣の路線を行く車両を見ていると、それだけで気持ちいい。
by dondendanuki
| 2012-07-01 22:55
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